ビック東海がEMCのデータ重複除外技術を駆使し、安価で信頼性の高いバックアップ・サービスを提供開始

~ 低帯域ネットワークにおいて、大容量データのリモートバックアップサービスを実現 ~

通信(コミュニケーション・サービス)と放送(CATVサービス)、情報(システム・イノベーション・サービス)の3事業を統合展開するITサービス・プロバイダーの株式会社ビック東海(略称:ビック東海、本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:早川 博己、URL: リンク)は、EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:諸星 俊男、URL: リンク)が提供する、データ重複除外技術を採用したバックアップ/リカバリ・ソフトウェアである「EMC Avamar™※1」を採用し、公共団体や企業向けに、マルチクライアント(対象サーバー)に対応した安価で信頼性の高いバックアップ・サービス「BroadCenterリモートバックアップサービス」を提供開始することを発表しました。

ビック東海は、2009年3月より同サービスのトライアル版を提供し、同年5月より、正式にサービスを開始します。EMCの重複除外技術「Avamar」を利用したマルチクライアントOS対応のバックアップ・サービスは日本初となります。

システム・インテグレーションを中核事業のひとつに据えるビック東海は、ネットワーク、アプリケーション、ミドルウェアまでトータルなサービスをワンストップで提供しており、ユーザーの抱える課題を最善な解決へと導くユーザー・オリエンテッドなビジネスを展開しています。

近年、データセンター・サービスは特に需要が高く、各データセンターが保有するデータ量は飛躍的に増加しています。さらに、昨今の経済状況の悪化で、企業の IT予算は縮小傾向にあり、企業は新規設備構築に対する投資を控え、アウトソーシング・サービスの活用にシフトしつつあります。ビック東海では、第一データセンターに加え、2008年4月には約800ラックを搭載した第二データセンターを開設しました。特に、アウトソーシングビジネスの拡大や、データ量の増大を背景にバックアップに対する需要も高まっていることから、ビック東海では、このたび、バックアップ・サービスの開始を決定しました。

ビック東海では、公共団体や企業向けバックアップ・サービスの開始にあたり、低帯域ネットワークでも安定して大容量データのバックアップを実現できるシステムの導入が不可欠でした。この課題を解決するため、複数のバックアップ・ソフトウェア製品を比較検討した結果、データがLAN/WANに転送される前の段階で、不要な重複データをブロックレベルで取り除き、データ転送量を最小限に抑えることが可能な、EMCの「Avamar」の採用を決定しました。

今回の導入においては、重複除外技術により、毎日のフルバックアップが短時間で実現でき、そのフルバックアップ・データを時系列で管理可能な上、EMCのトライアウト・サービスを利用し、製品購入前に重複除外効果を検証可能なことも採用の理由となりました。さらに、UNIX、 Windows、 LinuxなどのマルチクライアントOS環境への対応、数ヵ月という短期間での導入が可能という点も評価されました。

ビック東海は、「Avamar」の重複除外技術により、バックアップ時に転送するデータ容量を大幅に削減することができるため、比較的安価な料金体系のサービスを実現しました。

企業の資産である情報を蓄積するデータセンターは、今やビジネスの根幹であり、データセンターの継続的な運営は、企業にとって必須課題となっています。ビック東海は、新サービスに対し、企業の抱える情報(データ)のバックアップを、ビジネスを寸断することなく継続的に実現するサービスとして、大きな需要があることを期待しています。さらに、ユーザーからの要望により、バックアップ・データを二重三重に保護する新たなサービスを提供していく予定です。

※1 「Avamar」: EMCジャパンのデータ重複除外技術を採用したバックアップ/リカバリ用ソフトウェア。同製品を使用することで、ソース側の冗長データを特定し、バックアップ・データがLAN/WANに転送される前の段階で、データ転送量を最小限に抑えることが可能となります。 VMware環境、リモート・オフィス、データセンターLANにおいて迅速かつ安全なバックアップが実現できます。このプロセスにより、バックアップ時間の短縮ならびにネットワーク使用率を抑制することが可能となります。

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EMCジャパン株式会社について

EMC ジャパンは、あらゆる規模のお客様が、競争優位に立ち、情報からさらなる価値を創出することを可能にするために、情報インフラストラクチャ・テクノロジーとソリューションを開発、提供する世界のリーディング・カンパニーであるEMCコーポレーションの日本法人です。EMCの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。
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株式会社ビック東海について

ビック東海は、情報技術と通信ネットワーク、データセンターなど現代社会の情報通信基盤を担うプラットフォームを併せ持つ、トータルなシステムインテグレータまたはサービスプロバイダとしてお客様の幅広いニーズに対応する企業です。ビック東海の製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。
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本件に関するお問い合わせ窓口

■株式会社ビック東海
企画開発部 田沢/佐藤 Tel: 03-3864-3491
E-mail: info@broadcenter.jp

■EMCジャパン株式会社  マーケティング・コミュニケーション部
広報マネージャ 武村綾 Tel: 03-5308-8888 (代表)/ 03-5308-8867(直通)
E-mail: japanpr@emc.com

EMC、Avamarは、米国EMCコーポレーションの登録商標または商標です。これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

このプレスリリースの付帯情報

ビック東海 BroadCenter リモートバックアップサービス 構成図

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