2005年までに世界のエレクトロニクス市場のシェア10%を獲得する中国

市場は成熟が進むほど成長が鈍くなると予測されているが、2005年まで年平均13%の成長で中国は大きなビジネスチャンスを提供し続けるだろう。

リードエレクトロニクスリサーチ社の「世界のエレクトロニクスデータ年鑑」シリーズの2004年版では、1997年には5%だったエレクトロニクス市場での中国のシェアが、2005年までに10%になると予測している。中国は現在、米国と日本に続く、3番目のエレクトロニクス市場である。

1995年から2000年の間、中国のエレクトロニクス市場は年平均23%の成長を続けている。市場は成熟が進むほど成長が鈍くなると予測されているが、2005年まで年平均13%の成長で中国は大きなビジネスチャンスを提供し続けるだろう。これは2001年から2005年の間に平均5%以下の成長が予測されている他国とは非常に対照的である。

過去5年間は年平均24%の成長を続けており、2000年のエレクトロニクス製品の生産量は810兆USドル規模になると予測されていた。2001年と2002年には成長のスピードが弱まると予測されたが、それでも年平均17%の成長を保つと見られている。1992年には44%だったコンシューマ向け製品の購入比率は2000年には21%、2002年には17%にまで落ち込むと予測されている。
コンピュータ関連製品は、2000年に総生産量の37%を占めており、そのうち60%は輸出されている。主なものとしては、PC周辺機器と部分組立品がある。無線通信機器の生産量も、1995年から2000年の間に年平均38%で急速に増加している。これは2000年の総生産量の9%を占め、輸出市場では36%となっている。



◆調査レポート
Yearbook of World Electronics Data Series
VOLUME 3 - EMERGING COUNTRIES 2004/2005
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