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モバイル版「Flash Player」の開発中止をどう見る?

2011年11月10日 13時50分
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 Adobe Systemsは米国時間11月9日、Android端末やBlackBerry PlayBook向けに提供しているモバイル版「Flash Player」の開発を中止すると発表しました。近々リリースが予定されている「Flash Player 11.1」の開発を最後に、今後はHTML5に注力していくとしています。


 モバイル向けFlash Playerの開発中止は、スマートフォンユーザーをはじめ、通信キャリアやメーカー、コンテンツプロバイダ、開発者、クリエイターなどにどのような影響を及ぼすのでしょうか?パネリストの皆さんのご意見をお聞かせください。


  • 手嶋守
    手嶋守さん (株式会社手嶋屋 代表取締役)
    ガラケー時代初期の昔話をすると、当時、Docomoでiアプリと言われた携帯のJavaに比べて、モバイルFlashは携帯ごとの動作の違いが少なく、実装がだいぶ楽でした。(それぐらい携帯Javaは大変だった)。このモバイルFlashのおかげで、本格的に携帯ゲームが発達できるようになったと感じています。日本で携帯ゲームがこれだけ気軽に遊べるようになったのは、モバイルFlashのおかげだと思います。

    Flashのポジションは、今のコンピューター世界全体にとって、重要すぎるポジションにいるといえるでしょう。Flashが悪いというよりは、Flashのいるポジションが時代のど真ん中になってしまった、それで他の事業者からうとましく思われるようになった。というのが本当のところじゃないでしょうか。この流れは避けられず、いずれPC版Flashもターゲットになります。まずは狙いやすいモバイルから弾きだされたという感じでしょう。

    周りに与える影響は、最初は動作の互換性が問題になります。各ブラウザがHTML5に準拠したとしても、その動作品質を誰かが一括で管理することはできません。たとえばゲームであれば、このブラウザでやると有利だけど、このブラウザだとはるかに難しくなる。というような動作スピードやユーザー体験に違いが出てくるはずです。

    2011-11-11 12:08:46
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