【画像モニター輝度調節】
中央 ── モニターの輝度はいつでも中庸に固定して使うのが、明るさや色味の把握に必須。
※ 【ISO AUTO-HI設定】
AUTO 800 ── ISO800までは自動的に上がっても困らない。
※ 【AF補助光】
OFF ── 余計な光が照射されては困るので、OFF。AFが効かないような暗い状況では、MFを活用する。
【オートパワーオフ】
5分 ── 早すぎず、遅すぎず。
※ 【操作音】
シャッター音 ── 次の設定で音量は常にゼロなので、この設定は何でもいい。
※ 【操作音音量設定】
×(ゼロ) ── カメラはできるだけ静かな方がいい。余計な光を出さない、余計な音を出さない。操作音はゼロにするのがエチケット。またシャッター音もシャッターメカニズム自体が撮影時に発する微細な音を聞いているので、シミュレーションした音を出す必要なし。なお、隠し撮りのようなやましい撮影は一切しないので、音を出して相手に警告する必要もない。
【画像確認時間】
0.5秒 ── 一瞬見られればOK。撮った写真を確認するより、次の1枚に意識を移す方が大切。
【ワンプッシュ拡大表示倍率】
9.8倍 ── これはデフォルトのままで、適切な倍率だと思う。
※ 【縦横自動回転再生】
OFF ── 再生時に自動回転されてしまうと、右を上に撮影したか左を上にして撮影したかがわからないので、OFF。
【水準器設定】
表示のみ ── 水準器、超大切。
【グリッドガイド設定】
1 ── 使う機会は、ない。
【Fnボタン設定表示】
OFF ── 記憶しているから表示する必要ない。
【マイセッティング名称表示】
OFF ── 同上。
【撮影情報表示フレーム】
OFF ── 被写体が大きく表示される方が好きなので、OFF。
【情報表示モード】
OFF ── 不要。
※ 【CL-BKT 白黒(TE)】
OFF ── 不要。
【RAW同時記録設定】
FINE ── RAWファイルしか必要ないのだが、撮影後に画像を確認する目的で、FINEで同時記録しておく。MacにはRAWファイルのみを読み込む。
【色空間設定】
sRGB ── デフォルトのまま。
【デジタルズーム切替】
通常 ── デフォルトのまま。
※ 【メニューカーソル位置保持】
ON ── メニュー画面に入ったときに、前回操作した項目を再度操作する確率が高いので、これはON。
【カード連続NO.】
ON ── これ、大切。撮影した写真のファイルナンバーが、連続する設定。そのカメラを使い始めてから何枚目なのかがわかる。ただし、これをそのまま使うと「R0010001」から連番がふられていき、9999枚を超えると、「R0020001」となってしまい、あたかも2万枚も撮影したかのように見える。また、私はリコーのカメラをたくさん併用しているので、できればファイル名を見ただけでどのカメラで撮影したかがわかるようにしたい。そこで、1枚撮影してからMacにSDカードを入れ、ファイル名を「R0010001」から変更する。初代GR DIGITALは「R1000001」、GR DIGITAL 2は「R2000001」、そしてGR DIGITAL 3は「R3000001」というように。そのSDカードをGRに入れて初期化してから撮影を継続すれば、「R3000002」、「R3000003」……とファイル名が付され、撮影枚数の積算がリアルにわかるのだ。
【Language/言語】
日本語 ── お好みで。
【ビデオ方式】
NTSC ── 日本ではNTSC。
カメラの設定は以上のとおり。一部でもお役に立てれば幸いである。 次回は、撮影に望む準備などについてお伝えしたい。
執筆者プロフィール
塩澤一洋
写真家。フィルムのGR-1から、初代GR DIGITAL、2、そして3と「GR」を愛用し続ける生粋の「GRist」。月刊MacPeopleに「一語一絵」を連載中。
Twitter:@shiology
ブログ:http://shiology.com/
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