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MOTOROLA PHOTON--モトローラ日本再来の本気度を感じるスマートフォン

スマートフォンとしての魅力を探る

 話の順序が逆になってしまったが、MOTOROLA PHOTON ISW11Mは4.3インチqHDの大画面が魅力のAndroid 2.3搭載のスマートフォンで、auの新800MHzと2GHz帯(CDMA2000 1xおよびCDMA2000 EV-DO rev.A)に対応し、Wi-FiおよびauのWiMAXの通信機能も備える。WiMAX通信ならば下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsでデータ通信可能で、テザリングにも対応し最大8台までの無線LAN対応機器を同時接続可能となっている。


がっしりと大きめなボディ。やはりモトローラは「オトコのブランド」として、手にしたときの充足感がある。もちろん女性だからといって、その印象が変わるわけではない。

 外観に目を移すと、とかく同じような形になりがちなフルタッチパネル式のスマートフォンの中で、PHOTONは適度に四隅の角を落とした特徴的なデザインで個性をアピールしている。大きな画面とそれを取り囲むメタルフレームが相当に強固でしっかりしたインパクトを与える一方で、ラウンドデザインの背面カバーはマット感ある樹脂素材となっており、滑りにくく手に馴染む印象を与える。こうした質感はまさにモトローラらしい個性的な印象をしっかりとかもし出してくれる。本体側面のボタン類の無骨さもモトローラならではのもの。いかにも「オトコの道具」という感じだ。背面のアクセントにもなっている金属の帯状のものはスタンドで、じつはこれを引き出すことでPHOTONを立てることができる。


背面中央のMマークがファンの心をくすぐるはずだ。

 スマートフォンとしてのPHOTONの使い勝手は各所のレビューに譲るとして、筆者が一番嬉しかったことは、携帯電話メーカーとしてのモトローラの意地をPHOTONにも感じさせてくれたこと。すなわち、音声通話へのこだわりだ。3マイクを使ったノイズキャンセリングを実装しており、音声通話の際に周囲の雑音を相殺して音声だけを相手にクリアに伝えるために工夫を凝らしている。スマートフォンというとコンピュータを小型化し通信機能を備えたという商品であり、そこに多数のコンピューターメーカーも参入し市場を賑わせている。それら大半のスマートフォンにおいては「通話」も機能の一部というような扱いで、通話性能に関して疑問符を付けざるを得ない端末も少なくない。しかしPHOTONは「通話」という観点でも手を抜かず、しっかり作り込まれているところが素晴らしいと感じるのである。

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提供:モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2011年12月31日