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MOTOROLA PHOTON--モトローラ日本再来の本気度を感じるスマートフォン

AV機器連携が今後のトレンドになる

 今後期待したいスマートフォンのトレンドは、スマートフォン端末と周辺AV機器(とくにテレビなど)との連携プレーであろう。わが国のケータイやスマートフォンは、単体の機能で見ると優れた端末は多いのだが、正直なところ外部機器との連携は昔から苦手で、こうした分野では遅れをとっているというのが実情だ。

 実際、世界の主要端末メーカーに目を向けると、スマートフォンをいかに家電やAVと連携させるかに注力していることがわかる。たとえば、サムスンやLG電子などの韓国勢は、グループブランドの家電製品との連携に力を入れているようだ。またアップルはiTunesとアップルTVを通じて、iPhoneの楽曲や映像等をテレビモニタに出力できるエコシステムを構築している。

 じつはモトローラも同様に、テレビモニタとの連携でPHOTONをデスクトップでも楽しめるようにしている。別売りのHDステーションは単なる充電ホルダではなく、HDMIケーブルでテレビモニタとつなぎHDステーションにPHOTONを置くだけでテレビモニタをディスプレイ代わりに利用できるようになる。PHOTONをコントローラ代わりにゲームをすることもできるし、HDステーションに備えられたUSB端子にPC用のマウスやキーボードを装着すれば、メールやブラウジングも楽しめる。


PHOTONをデスクトップで使うことができるHDステーション。左からHDMIマイクロ端子、USB端子×3、ACアダプター端子、オーディオ出力端子。赤外線リモコンも付属。
写真で接続してあるキーボードとマウスは、PC用の一般的なものだ。

 iPhoneをコントローラ代わりに使うアップルの戦略と異なるのは、PHOTONの場合はデスクトップではいわばPCのCPU代わりになってしまうという点であろう。Webtopと呼ばれるテレビモニタに表示されるWeb OS(Linuxベースらしい)のデスクトップでは、Firefoxもプリインストールされ、PC向けのウェブサイトをネットサーフィンできる。YouTubeの視聴はもちろんのこと、簡易的なPC利用はこれで十分事足りてしまうはず。ただし、残念なことはまだ日本語対応とされていても、まだ十分に日本語入力がこなれていない部分が見受けられること。これは今後のソフトウェアのバージョンアップに期待したいところだ。


HDステーションにPHOTONを装着すると、専用のWeb OSが起動し、PHOTONをCPUとしてPCライクにネットサーフィンやメールができる。
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提供:モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2011年12月31日