前回に続く後編は、カメラ機能をはじめとして、外出先などで便利な「Galaxy S6 edge」(S6 edge)を堪能できる機能をご紹介したい。
Ingressもはかどる、夏の日差しに負けない画面輝度--Galaxy S6 edgeレビュー【前編】ユニークな形と輝きが目を引くS6 edgeだが、輝いているのはボディだけではない。今やスマホといえばカメラ。そのカメラ機能もぜひチェックしていただきたいポイントなのだ。
S6 edgeは、アウトカメラが約1600万画素、インカメラは約500万画素のCMOSで、F値1.9のレンズを搭載。アウトもインもとにかくビシッとシャープで綺麗な絵になるのが大きな特徴だ。ホームボタンを2度押しすると、どんな画面でも約0.7秒と素早く起動してくれるので、シャッターチャンスを逃しにくい。
おまけにアウトカメラでは、光学式と電子式手ブレ補正機能を搭載。明るいレンズと相まって、手ブレしにくいのも魅力だ。また「リアルタイムHDR」もサポートしているので逆光にも強く、音声だけでなく手のひらをカメラに向けるとシャッターが切れる「新ジェスチャー機能」もサポート。そのおかげで自撮りでシャッターボタンを押そうとして撮影に失敗するというミスを防ぎやすい。
こういった誰もが失敗なく撮れるという基本的な安心感の上に、撮影がより楽める機能をプラスしている。なかでも筆者が気に入った機能は 「プロ」モードと「Beauty Face」の2つだ。
カメラ好きとして、S6 edgeを触ってみて嬉しかった機能といえばプロモードである。S6 edgeはもともとすべておまかせの「自動」が優秀なので、通常は自動にしておいてシャッターを押すだけでいい。しかし、なんか空気感が……もっと明るく、いやもう少しアンダー気味に……といった表現をプラスしたくなったらプロの出番だ。
こちらは画面左下の「モード」を開くと選択できるのだが、「露出補正」は1段ずつ前後2段分。「ISO感度」はAUTO、100、200、400、800の5項目。「ホワイトバランス」はAUTO、太陽、曇り、電球、蛍光灯から、「絞り」はマクロと風景のいずれかから選択できるなど、一眼カメラのような調整ができる。
さらに「穏やか」「鮮やか」「さわやか」などの効果の編集(ペンのアイコン)を開けば、「色温度」「淡い色」「コントラスト」「彩度」「ハイライト」「シャドウ」の6項目をスライダーで細かく調整でき、オリジナル効果として保存できる。
完全に自分の好みからスタートしたければ、「トーン1」または「トーン2」を開くといい。すでにある効果をもう少しアレンジしたいときは、効果を選んでペンのアイコンから仕上がりを見ながら調整してみよう。独自の色味を創り出し、保存することができる。変更した効果は1タップでリセットできるので、好きなだけ調整できて安心だ。
露出補正やホワイトバランスの設定からさらに踏み込んだ細かい表現ができるので、効果を選ばなくても、こちらの画面を1タップで即表示してほしいくらいだ。
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