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「創世期」から「成長期」に入った国内クラウドサービス市場で、ニフティクラウドは、どう「進化し続ける」のか?

CNET Japan Ad Special2012年02月06日 11時00分
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クラウドサービス市場は「創成期」から「成長期」へ

別井:御社では従来からISP事業としてレンタルサーバも提供されていますが、レンタルサーバとクラウドサービスの住み分けについてお聞かせください。

蔵原:弊社の事業戦略的にいえば、今はレンタルサービスよりもクラウドに注力しています。ただし、意図的に切り離すのではなく、どちらかといえば“いつか融合する”という形も視野に入れています。

別井:なるほど。ちなみに今後はプライベートクラウド市場にも進出を考えておられますか?

蔵原:一般的にパブリックとプライベートの市場観は後者の方が大きいと言われており、プライベートの進出は考えています。現在でも、VPN接続とニフティクラウドのオプション機能を活用すれば、他のお客様とインフラを共有するパブリッククラウドにおいても、バーチャルにプライベートクラウドを活用頂ける環境を提供しており、改善も続けてまいります。ただし、プライベートの中でもどこまでを事業範囲とするのかが重要なポイントです。自分たちが持つ限られた体力の中で、できるものを模索しながら進めていく予定です。

別井:クラウドサービス全体としての動向と、取り組みのポイントについてはいかがでしょう?

蔵原:クラウドサービスの市場は「創成期」から「成長期」へ移行しつつあるといえます。この段階において注意すべきなのは、クラウドを使った際のメリットをクラウド事業者がしっかりと訴求していかなければ、市場の衰退を招く可能性があることです。そうした意味で、弊社は今こそ訴求方法に注力すべきだと考えています。もちろんこれはニフティクラウドだけでなく、日本のクラウド市場全体のためでもあります。

別井:ニフティクラウドの主な活用例と、他社に対する優位性をお聞かせください。

蔵原:現在の使い方としては、ゲームアプリやECサイト構築などが主で、最近ではB2Bや企業内事例も増えてきていますね。ニフティクラウドが持つ信頼性に加えて、リソースが必要な時にすぐ使えて、なおかつ不要な時もすぐに止められるのがポイントです。
 他社に対する優位性としては大きく(1)先駆けて提供できたことによる実績(2)コントロールパネルの使いやすさ(3)安心・安全が挙げられます。コントロールパネルに関しては、今までコマンド的な操作が多かった業務アプリのユーザーインターフェースを、コンシューマの中で培ってきたノウハウで視覚的にわかりやすいよう仕上げました。お客様が最も重視される安心・安全については、従来から提供している99.95%のSLAに加えて、ISMSの取得といった具体的な取り組みも行っています。

別井:すでにクラウドサービスを導入している企業の中には「効果が分からない」「効果がない」という意見もあるようですが、この点についてはいかがでしょう?

蔵原:主にコスト面の効果ですね。クラウドに限りませんが、投資コストに比べて得られるメリットが少ないという疑念を抱いてきた経営者やIT部門の方々が多かったように思います。ただしクラウドのコストに関しては、自社でリソースを持つ時と比べてイニシャルとランニングコストは確実に下がります。
 更なる相乗効果を出したい場合には、、今までのビジネスプロセスをそのまま移植するのではなく、クラウドへ移行するタイミングで現在のビジネスプロセス自体を見直す必要があります。それを行う事でコスト削減幅は大きく変わるといえるでしょう。
 また、自社で資産を持つ場合と比べて、クラウド利用はオフバランス化できるため経営的にプラス要素となりますし、当然ながらスピードも上がります。なにがメリットでなにがデメリットか、そこを見つめる事が大切だと思います。

別井:導入しただけで劇的に変わる“魔法の箱”ではなく、自分たちでそれが活きるように変えることが重要なわけですね。ちなみに、創世期と成長期ではユーザーの考え方に違いはありますか?

蔵原:創世期はどちらかといえば、ITリテラシの高い方々の利用が多く、そのあたりの事情は十分に理解されていました。しかし成長期に入ると、一般の方々が多く利用するようになるため、そこでどのように対応していくのかがプレイヤーとして重要なポイントといえます。お客様の中にも、通常は数万円という最小のサーバー構成でコストを抑え、ビッグデータを解析する時だけ一気に数十万円をかけるといった形でクラウドのメリットをうまく活用されている企業様もいらっしゃいますよ。

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