社内SNSやソーシャルメディアを活用して企業危機を克服せよ!!

ビートコミュニケーション広報によるスペシャルインタビュー(1,2)

加治 本日いくつか事例が出てきましたが、その中でもいくつかの会社をピックアップしてインタビューをさせていただきましたので、その一部をご紹介させていただきます。

 又、今月の4月20日にはナレッジマネジメント学会の山崎氏、アルカーナ株式会社代表取締役社長でSocialnetworking.jpや数々のソーシャルメディアのサイトを管理されています原田氏、社内コミュニケーションのスペシャリストで、株式会社ソフィア代表取締役社長の廣田氏などを招いて『企業とソーシャルテクノロジー』(仮題)のUstream生放送をやります。時間のある方は参加してみて下さい。

キヤノンマーケティングジャパン(株)平林課長 インタビュアー:加治まゆみ キヤノンマーケティングジャパン(株)平林課長
インタビュアー:加治まゆみ

■キヤノンマーケティングジャパン

 グループ企業に対する、経営ビジョン浸透をより強めていきたいと「双方向コミュニケーション」にインナーコミュニケーションの軸足をシフトさせた。2003年から積極的に課題に取り組む中で、05年グループポータルサイトを立ち上げ、07年にブログ開設、09年11月にロードマップの最終ステップとして社内SNSをスタートした。導入にあたり経営陣がイメージする「社員が自発的に発言できる場」と、社員のニーズである「組織と地域を越えた人と人とのつながり」が合致し、社員の9割、管理職の7割以上が導入に賛成。現在公開して4ヶ月が経過し、1日3000〜4000人が参加している。ディスカッション機能やQ&A機能が活発に利用され、現場での課題や成功例などビジネスの話題を中心に盛り上がっているという。想定外の使われ方としては部署間を超えた備品の再利用など、経費削減に役立った例もある。当初の目的であった自発的な社員を育てるという点は始まったばかりだが、より使いやすい環境を目指して社外からのアクセスも配慮し携帯機能等の利用も含めて検討している。今後も更なる双方向コミュニケーションの活性化を目指し、社員一丸となって取り組みを進めていく。関連記事

 

■NTTデータ

 「セクショナリズムの打破」を目的とし、有志によるボランティアチーム「リスペクターズ」がボトムアップで経営陣に提案、わずか3ヶ月という準備期間でオープンし、口コミだけの招待制に関わらず1週間で2000名が参加するという驚異的なスピードで成長した社内SNS。現在約1万名、コミュニティ数は1200を誇り、4年近く経過した今でも日記の投稿数は1日120件以上。オン&オフを分けない緩やかな雰囲気のもと、着実に社員に受け入れられ進化していった。結果として当初の目的以上の効果を上げ、さらにはグループ会社への展開も始まり2010年3月時点ではグループ会社12社が正式に参加している。関連ブログ

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