ケルヒャー・ジャパンは8月4日、手のひらサイズのモバイル高圧洗浄機「OC Handy Compact」(通称:ハンディエア)の一般販売を決定したと発表した。
同製品は2025年6月22日にMakuakeでプロジェクトを開始し、わずか約20分で2500台が完売となる反響を呼んだ。電源が不要で持ち運びが可能な設計が特徴で、従来の高圧洗浄機とは一線を画すコンセプトとなっている。
従来のケルヒャー製品は自宅での据え置き使用が中心だったが、都市部の住人からは「もっと手軽に清掃したい」「外出先で汚れを落としたい」といった声が寄せられていた。ハンディエアはこうしたニーズに応える製品で、携行性と収納性を重視した超小型設計を実現した。
特徴として、「手のひらサイズ」でポケットにも収まるコンパクトさを実現している(といっても写真を見る限りどう見ても手のひらには収まっておらず、手乗りと表現するのが適切だろう)。
内蔵式リチウムイオンバッテリー(7.2V 2.5Ah)を搭載し、最大許容圧力1.5MPa、最大吐出水量150L/hの性能を備える。本体質量は780gと軽量で、最大約30分の連続使用が可能だ。充電時間は3時間となっている。
ケルヒャーは「帰るまえに、10秒ケルヒャー。」をキャッチフレーズに同製品を訴求。スポーツやキャンプ、釣り、自転車といったアウトドアシーンで、帰宅前にその場で汚れを落とせる利便性を訴求する。
一般向け発売日や希望小売価格、販売チャネルなどの詳細は決定次第発表するという。同社では、より多くのユーザーに新たな洗浄体験を提供したいとしている。
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