本日(6月24日)より、iPhoneにマイナンバーカードを登録できるようになった。最新版の「マイナポータル」アプリを通じて設定が可能だが、その設定画面で「iPhoneは運転免許証の代わりにはなりません」と大きく表示し、注意喚起している。
これは、マイナ免許証に関する利用者の誤認を防ぐ措置だ。iPhoneの健康保険証(マイナ保険証)としての利用は2025年秋頃より順次スタートするが、マイナ免許証の仕組みはこれとは異なる。そのため、iPhoneのウォレットにマイナンバーカードを入れたからといって、iPhoneにマイナ免許証が追加されるわけではない。
すなわち、iPhoneだけを携帯しての運転は認められず、運転の際には従来どおり、運転免許証またはマイナ免許証を登録済みの物理マイナンバーカードを所持する必要がある。
一方、政府はモバイル免許証の早期導入に向けた方針を掲げている。デジタル大臣の平将明氏は「警察庁と連携し、実現に向けた検討を進めている」と述べており、将来的にiPhoneが運転免許証として利用可能になる可能性は高いとみられる。ただし、現時点ではその時期は明らかになっていない。
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