デジタル庁は6月19日、一般社団法人恋愛・結婚マッチングアプリ協会と「マッチングアプリサービスにおけるマイナンバーカード活用等に関する協定」を締結した。
協定では、マイナンバーカードによる年齢確認や独身証明、所得証明などの属性情報の確認を進め、マッチングアプリサービスの信頼性向上を図る。
このうち、マイナンバーカードを用いた独身証明については、「タップル」が「かんたん独身証明」として導入している。
政府はロマンス詐欺への対策で、マッチングアプリにおける本人確認の厳格化を推進する方針だ。マイナンバーカードのICチップを活用した本人確認については、「ペアーズ」などもすでに導入している。
一方、独身証明や年収証明については、導入に慎重な事業者もある。とあるマッチングアプリ事業者はCNETの取材に対して「独身証明の導入は検討しているが、『独身なのに独身証明をしていないユーザー』の見え方が悪くなってしまうことを危惧している」旨のコメントをした。
マイナンバーカードの「公的個人認証サービス」は、オンラインで迅速かつ厳格な本人確認を実施できるサービスだ。また、マイナポータルでは婚姻関係や所得といった本人自身の情報について、本人の同意を得たうえで民間サービスと連携できるAPI機能もある。
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