「Threads」は約2年前の2023年7月、Metaが「X」(旧Twitter)と「Bluesky」に対抗するサービスとして提供開始し、「Instagram」のユーザーベースを活用したことで瞬く間に会員を増やした。しかし、ようやく今になってダイレクトメッセージ(DM)機能のテストを開始したと、Metaの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏が米国時間6月10日に発表した。
「ThreadsでDMのテストを始める。アクセスできたら試してみて!」とZuckerberg氏は自身のThreadsアカウントに投稿した。
このごく基本的なDM機能は、現時点で筆者のThreadsアカウントではまだ使えない。Zuckerberg氏の投稿やプロフィールを開いても、保存、フォロー解除、ミュート、いいね、返信、再投稿、報告といった選択肢しか表示されない。Metaによれば、DMの初期テストは今週から香港、タイ、アルゼンチンで始まり、近いうちに他の地域にも拡大する予定だという。
同社によると、Threadsユーザーはアプリ内で会話を継続する手段を要望していたという。紙飛行機のアイコンをタップすると、Threadsの投稿を「WhatsApp」「Messenger」「Instagram」など他のMetaアプリの友人や連絡先に送ることはできても、Threads内では送れないことに気付いていた人もいるだろう。
Metaが公開した新しいDM機能のスクリーンショットによれば、画面左下にある家のアイコンと「+」アイコンの間(現在は検索用の虫眼鏡アイコンがある位置)に封筒のアイコンが配置される。検索アイコンはThreadsのロゴと並ぶ形で右上隅へ移動する。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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