Appleが年次開発者会議「WWDC25」で明らかにした主な発表を、9つのポイントに整理してまとめた。
Appleは「Liquid Glass」という液体ガラス風の新たなソフトウェアデザインを発表。iOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe 26、watchOS 26、tvOS 26など、全プラットフォームで採用され、直感的で表現豊かな体験が可能になる。また、これに伴い、プラットフォーム間のバージョン番号が統一される。
「iOS 26」発表--iPhoneに新デザイン「Liquid Glass」導入 12年ぶり外観刷新
新機能としてライブ翻訳が強化され、異なる言語間でのコミュニケーションをスムーズにするほか、ジェン文字やImage Playgroundのアップデートも楽しい要素として追加される。また、画面上に表示されているものを検索したり、ChatGPTに質問して詳しい情報を取得したり、GoogleやEtsyなどのアプリで似た画像や製品を検索したりできる。Apple Intelligenceの詳細は、こちらのNewsroom記事で確認できる。
電話やメッセージアプリで特筆したいのは、スクリーニングの強化だ。知らない番号からの着信に対応して、発信者の情報を提供し、通話を取るか無視するかの判断を支援する。メッセージアプリでは、不明な送信者のメッセージをスクリーニングしたり、会話リストをコントロールしたりすることが可能になる。
iPadでアプリウインドウのサイズ変更・配置がスムーズになり、多数のウインドウを同時に扱えるようになる。ファイルアプリも大幅にアップデートされ、Dockへの直接ドラッグやアイコン・絵文字によるカスタマイズが可能に。
Workout Buddyによってフィットネス体験が向上する。Apple Intelligenceを使って、ユーザーに合わせた声がけでモチベーションを高める仕組みだ。ワークアウトアプリも新レイアウトになり、好みやワークアウトの種類に応じて音楽を提案する。
また、スマートスタックのヒントやライブ翻訳を含めたメッセージのアップデートにより、日常のやり取りがさらに便利になる。片手手首フリックジェスチャで通知を簡単に非表示にできるようになるほか、新しくメモアプリも登場する。
Apple Vision Pro向けに画期的な空間体験を実現する大型アップデートだ。ウィジェットが空間内に統合され、Vision Proを装着するたびに自動で再表示される。
Persona機能も大幅に進化し、髪、まつ毛、顔色がよりリアルで親しみやすい印象に改善される。同じ空間にいる他のVision Proユーザーと映画の3D視聴や空間ゲームの共有が可能になる。また、Image Playgroundのアップデートや新しい言語への対応など、Apple Intelligenceの機能も追加される。詳しくはvisionOS 26のNewsroom記事を確認できる。
AirPodsはスタジオ品質の音声録音に対応し、「声を分離」機能で騒がしい場所でもクリアな録音が可能になる。また、カメラリモート機能を使えば、AirPodsの軸を押すだけで離れた場所からビデオ撮影を開始・停止できる。AirPodsのソフトウェアアップデートの詳細については、こちらのNewsroom記事で確認できる。
iOS 26ではCarPlayがさらに美しく機能的になり、着信表示の改善やピン固定されたチャット、Tapback、ウィジェット、ライブアクティビティによる運転中の集中力維持が可能になる。
Apple TVがスリープ解除時に自動的に個人プロフィールを表示。さらにiPhoneをマイクとして使用することで、Apple Music Singの楽しさを拡張する。
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