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5分でわかる「iOS 26」--iPhoneに新デザイン「Liquid Glass」導入　12年ぶり外観刷新

Jeff Carlson （CNET News）翻訳校正：編集部2025年06月10日 05時45分

　WWDC25で、AppleはiPhone向け新OS「iOS 26」を正式発表した。「Liquid Glass」（液体ガラス）と呼ばれる新デザインを採用し、Vision ProのVisionOSに似たガラス質感を取り入れた。

Apple/Screenshot by Joe Maldonado/CNET
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　名称も来年（2026年）を意味する「iOS 26」に刷新した。この規則はアップルの他の製品にも適用し、「MacOS 26」「WatchOS 26」「iPadOS 26」も合わせて発表された。

Apple/Screenshot by Joe Maldonado/CNET
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新デザイン「Liquid Glass」とは

　ジョニー・アイヴ氏がハードとソフト双方のデザインを手掛けた「iOS 7」以来、iPhoneはフラットデザインを採用し続けてきたが、12年ぶりに刷新された。そして、このLiquid GlassデザインはiPhoneだけでなく、iPadやMacBookやApple WatchなどApple製品全体に適用される。

Liquid Glassでは通知やボタンがホーム画面上でガラス板のように浮かぶ（Apple/Screenshot by Joe Maldonado/CNET）
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　Liquid Glassの最大の特徴は透過性だ。実際のガラスと同様に、背後や周囲の光・色を受けて見た目が変化する。ただし単なる“ガラス風”ではない。「Liquid」の名が示すように、背景と相互に溶け合い、Appleの言葉を借りれば“ダイナミックに変形”する。ドックやウィジェットは丸みを帯びたガラス板となり、背景上を浮かぶように配置される。

AppleはLiquid Glassインターフェースを考案する際、実物のガラスデザインを多数試作したことがうかがえる（Apple/Screenshot by Joe Maldonado/CNET）
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カメラと写真アプリがシンプル化

　カメラアプリは従来以上にシンプルになった。現行のカメラアプリも十分シンプルで、大きなシャッターボタンを押すだけで撮影できるが、少し設定に踏み込むと、隠れたコントロールや直感的とは言い難いアイコンが入り混じり、使いづらさが目立っていた。

余計な要素が減ったカメラアプリ（Apple/Screenshot by Joe Maldonado/CNET）
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　一方、iOS 26のカメラアプリは「より直感的な新デザイン」を採用し、ミニマリズムを極限まで追求した。最初の画面上の設定は「ビデオ」と「カメラ」の2つのみ。左右スワイプで撮影モードを切り替え、上へスワイプするとアスペクト比やタイマーなどの設定が開く。さらに画面をタップすれば追加のオプションも呼び出せる。

　写真アプリも刷新された。iOS 18の「ごちゃごちゃしたUI」は多くのユーザーから懸念の声が寄せられていたが、長く分かりにくい縦スクロール画面の代わりに、画面下部へ「リキッドグラス」メニューが復活し、操作性が一気に高まる。