メルカリは5月21日、安心安全なマーケットプレイスの実現に向けた新方針に基づく3つの新たな取り組みを公開した。
ユーザー間で解決が難しい問題に対して関与を強め、不正利用の未然防止に留まらず、不正利用者を徹底的に排除する。正しく利用するユーザーが万が一トラブルに巻き込まれた場合、全額補償で徹底的に救済する。不正利用者の「徹底的な排除」とユーザーの「徹底的な救済」を目指すという。
具体的には、不正利用者の「徹底的な排除」では、AI技術を活用した不正監視の強化と、9月に稼働を開始する「メルカリ鑑定センター」により、悪意ある行動をする利用者を撲滅する。潜在的な問題を特定・排除し、犯罪行為を許さない環境を構築する。
「徹底的な救済」では、7月に「全額補償サポートプログラム」を開始する。補償を受けるためのガイドラインを公開し、トラブル発生から補償対応までを迅速に実施することで、ユーザーの不安を早期に解消するという。
購入代金や販売利益の全額補償を明確化し、手厚いサポートを通じて速やかに不安を解消できるよう取り組む。被害にあったユーザーをサポートし、正しい利用者が不利益を被らないよう、速やかにトラブルを解決するとしている。
加えて8月、メルカリで発生している不正利用の状況や各種取り組みの効果を定量的に可視化した「透明性レポート」の定期的な開示を開始。外部機関との連携を強化するという。
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