メルカリは5月7日、「越境取引」を通じて香港へ進出すると発表した。
同日から香港の在住者は、「メルカリ」に会員登録することでウェブ版「メルカリ」から、日本で出品された商品を購入できる。
今回の取り組みはメルカリのグローバル戦略の一環で、越境取引を通じた進出は2024年8月の台湾に次ぐ2箇所目。
同社は香港に進出する理由として、小さな地域であること、eコマース取引の約25%が越境取引かつ日本との取引が中国・米国に次ぐ3位であること、2024年の訪日外国人客数の人口分布に対する割合は国・地域別で1位のため日本の商品が受け入れられやすい市場であることなどを挙げている。
また、香港はメルカリが2019年に開始した代理購入サービス「Buyee」(バイイー)による越境取引において、取引金額・取引件数ともに4位と、すでに越境取引が活発な市場であることなども伝えている。
サービス開始を記念してキャンペーンも実施する。5月8日から「メルカリ」ではじめて購入したユーザー向けに、購入時に30%オフ (最大3000円、約160香港ドル)となるクーポンをプレゼントするという。
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