人気ゲーム「フォートナイト」のアプリが米国の「iPhone」と「iPad」で再び利用可能になったことが、5月21日の同ゲーム公式「X」アカウントの投稿で明らかになった。
開発元のEpic GamesとAppleが開発者の手数料をめぐって対立する中で、フォートナイトは2020年にAppleの「App Store」から削除され、欧州連合(EU)では2024年に独自ストアを通じて提供されるなどの動きがあった。しかしAppleに不利な判決が下ったことを受けて、ついに「iOS」端末で再びダウンロードできるようになった。
米カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所は4月30日、Appleのウェブ取引に対する姿勢が不誠実かつ反競争的であると判断した。同日、Epic Gamesの最高経営責任者(CEO)であるTim Sweeney氏はXにこの判決の一部を投稿した。
判決には、「ここに述べる理由により、本裁判所はAppleの反競争的行為および反競争的価格設定を制限および禁止するために発令した2021年の差止命令に、Appleが故意に違反したと認定する。競争を阻害する試みをAppleが続けることは許されない」と書かれている。
Sweeney氏は4月30日の判決が出た直後に、「フォートナイト」をiPhoneとiPadに復帰させると発表した。
「来週、フォートナイトを米国のiOS版App Storeに復帰させる」と同氏は「X」に投稿した。「Epicは和解案を提示する。Appleが裁判所の定めた摩擦もApple税もない枠組みを世界中に展開するなら、われわれは世界中のApp Storeにフォートナイトを復帰させ、現在および今後の関連訴訟をすべて取り下げる」
フォートナイト公式Xの投稿この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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