NTTドコモは5月9日、子会社のNTTコミュニケーションズを「NTTドコモビジネス」に社名変更すると発表した。また、同じく傘下にあるNTTコムウェアも「NTTドコモソリューションズ」へと名称を変更する。
これは「NTTグループのコーポレートアイデンティティの変更」伴う取り組みだ。
NTT持株の正式な社名も、従来の「日本電信電話」から、これまで略称として用いられてきた「NTT」へ変更されたほか、NTTドコモのロゴにも、長年NTTの象徴として親しまれてきた「ダイナミックループ」(ぐるぐる)が加わるなど、全体としてNTTブランドへの統一が進んだ。
ネット上では、日本電信電話からNTTへの社名変更については「想定内」「これまでと変わらない」という反応が多かった。一方で「NTTコミュニケーションズとNTTコムウェア(の社名が)が消滅することに衝撃を覚える」「ドコモの子会社感が強くなった」などの反応もみられた。
NTTコミュニケーションズは1999年7月に設立。都道府県を越えて行なわれる長距離通信事業、フリーダイヤルなどの特殊付加電話サービス事業、インターネット・サービス・プロバイダ事業をNTTから受け継ぐとともに、国際通信事業に新規参入した。
2022年にはドコモの子会社となり、ドコモグループの法人ビジネスを担当。「ドコモビジネス」ブランドのもと5G・IoT、データセンター、アプリケーション、セキュリティ、AIなどの法人サービスを展開している。
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