> >

ドコモ、「スマホと衛星の直接通信」を2026年夏に開始

小口貴宏（編集部）2025年05月09日 14時31分

　NTTドコモは5月9日の決算会見で、スマートフォンと衛星の直接通信サービスを2026年夏に開始する目処が立ったと発表した。代表取締役社長を務める前田義晃氏が明かした。

　なお、提携する衛星事業者名については明言を避けた。

　衛星とスマートフォンの直接通信は、米スターリンクと提携するKDDIが「au Starlink Direct」として提供中。また、楽天モバイルも米AST SpaceMobileと提携し、2026年中に提供予定だ。これまで、NTTドコモとソフトバンクの動向が不明だったが、ソフトバンクも昨日（5月8日）に2026年中の提供開始を表明しており、携帯4社の方針が出揃った。

　なお、成層圏通信プラットフォーム「HAPS」については前田氏「2026年度になんとか商用でサービスを開始すべく、実験を繰り返している。課題もあるが、目標を定めているので努力をし続けたいと思っている」と述べた。

Amazonで現在開催中のセールを見る

コンセントに挿して充電器にもなるAnkerのモバイルバッテリー（価格をAmazonでチェック）

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み（無料）