Meta、次期スマートグラスに「顔認識技術」搭載か

Samantha Kelly (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2025年05月09日 09時38分

 Metaは自社のスマートグラス向けに「スーパーセンシング」と呼ばれる顔認識技術を開発していると報じられている。The Informationの新たな報道によると、このソフトウェアは人を名前で識別し、1日を通してユーザーの行動をより正確に追跡できるという。

 同社は当初、同様の技術を初期のスマートグラスに組み込む予定だったが、プライバシー上の懸念を受けて計画を断念したとされる。

 報道によると、Metaは「Aperol」と「Bellini」という社内コードネームで呼ばれる2種類の新型スマートグラスを開発するとともに、プライバシーや安全性のリスクを再検証しているという。

 この機能はオプトイン方式のみで提供されるとも伝えられている。

 これはMetaがスマートグラスのラインアップを拡大し、AIを製品により深く統合するという大きな戦略の一環だ。競合であるGoogleが「Google Glass」以来となるスマートグラスを開発し、この分野への取り組みを強化しているというニュースに続く動きでもある。

 同じ認識機能を、カメラとセンサーを内蔵したAI搭載イヤホンに組み込む計画もあるという。

 Metaの広報担当者はコメントの依頼に対し、すぐには回答しなかった。

The Information

この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

Amazonで現在開催中のセールを見る

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]