noteは4月23日、個人のスキルを売買できるマーケットプレイスを展開する「ココナラ」の株式を取得すると発表した。取得総額は約7億円で、議決権の9.3%に相当する。この株式取得により、ココナラの筆頭株主は創業者の南章行氏からnoteに交代する。
noteは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げ、クリエイターが自由にコンテンツを公開し、ファンからの支援を受けられるサービスを提供してきた。一方、ココナラは個人の知識やスキル、経験をオンラインで取引できる「スキルマーケット」を中心に、IT開発支援や人材紹介、コンサルティングまで幅広く展開している。
今回の株式取得の目的についてnoteは、「ココナラが展開するサービスマーケットプレイス事業に注目し、事業間のシナジー創出や協業の可能性を検討する戦略的投資」と説明。両社がそれぞれ培ってきた個人クリエイターやフリーランス支援のノウハウを相互に活かし、より包括的なサポートが可能になるとしている。
今後、noteとココナラはプラットフォームの連携や新サービス開発など幅広い分野で協業を推進し、新たな市場開拓やユーザー体験の向上を目指す方針だ。
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