KDDI、シャープ堺工場の売買契約を締結--約100億円、3月にソフトバンクも契約締結

 KDDIは4月4日、AIデータセンターの構築に向けてシャープ堺工場の土地や建物などを取得することについて、シャープと売買契約を締結したと発表した。

KDDIとシャープが売買契約を締結 KDDIとシャープが売買契約を締結
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 「NVIDIA GB200 NVL72」といった最新のGPU基盤を導入し、兆単位パラメータの大規模な生成AIモデルを高速に開発できる大阪堺データセンターとして、2025年度中の稼働開始を目指す。生成AIの開発やその他のAI関連事業に活用するとともに、ビジネスプラットフォーム「WAKONX」を通じて企業などへ提供するとしている。

KDDIに売却する大阪堺データセンターの概要 KDDIに売却する大阪堺データセンターの概要
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 シャープ堺工場跡地に関しては12月、ソフトバンクも約1000億円で取得を決議したと発表。その後3月には売買契約を締結していた。

ソフトバンクのデータセンター構築予定エリア工場外観 ソフトバンクのデータセンター構築予定エリア工場外観
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 なお、日本経済新聞は、KDDIへの工場売却は約100億円になることを報じている。

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