小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は3月27日、「POCO」ブランドのフラッグシップ「F」シリーズの新スマートフォン「POCO F7 Ultra」「POCO F7 Pro」の2製品を発表した。
POCO F7 Ultraの市場想定価格(以降、価格は全て税込)は9万9800円~で、POCO F7 Proは6万9980円~。いずれも同日に発売する。
POCO F7 Ultraは、本体サイズが高さ約160.26mm×幅74.95mm×奥行き8.39mm、重さが約212g。クアルコムの最新フラッグシップチップセット「Snapdragon 8 Elite」を搭載することが最大の特徴で、ゲーム時に最高のグラフィック性能を効率よく生み出せる専用チップセット「VisionBoost D7」も搭載するという。
RAMが12GBでROMが256GBと、16GBと512GBの2モデルを用意し、カラーは「イエロー」「ブラック」の2色展開。約6.67インチの有機ELディスプレイ「AMOLED」(3200×1440ドット)を採用し、リフレッシュレートは最大120Hz、最大輝度は3200ニトとなる。バッテリーは5300mAhで、120Wのハイパーチャージ急速充電に対応。ワイヤレス充電に対応するほか、充電器も同梱する。IP68等級の防じん・防水性能を備え、新たに超音波式の指紋認証機能も追加している。
OSは「Android 15」をベースにした「Xiaomi HyperOS 2」。「Xiaomi HyperAI」の搭載により文字起こし、翻訳、画像の加工などのAI機能も活用可能。カメラ機能は背面に5000万画素のメインカメラ、5000万画素で60mm相当、フローティング機構を搭載する望遠カメラ、3200万画素で15mm相当の超広角カメラの3眼構成となる。
POCO F7 Proは、本体サイズが高さ約160.26mm×幅74.95mm×奥行き8.12mm、重さが約206g。チップセットはクアルコムの「Snapdragon 8 Gen 3」で、RAMは12GB。ROMが256GBと512GBの2モデルを用意し、カラーはブラックのほか「ブルー」「シルバー」の3色を用意する。
ディスプレイはPOCO F7 Ultra同様の約6.67インチの有機ELディスプレイとなるAMOLEDで、バッテリーは6000mAh。90Wのハイパーチャージ急速充電に対応。IP68等級の防じん・防水性能、超音波式の指紋認証機能にも対応する。
OSはXiaomi HyperOS 2で、Xiaomi HyperAIも搭載。カメラ機能は背面に5000万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラの2眼構成となる。
POCOは、シャオミが「Xiaomi」「Redmi」などと平行して展開するブランド。「あるべきものはすべてここにある。」をスローガンとし、商流を絞ることなどで高いコストパフォーマンスを実現するという。2月には「POCO X7 Pro」を国内で発売し、本格的な日本への参入を表明。今回の発表でブランドのフラッグシップモデルも発売することとなった。
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