小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は2月12日、同日から「POCO X7 Pro」を発売すると発表した。本体サイズが高さ約160.75mm×幅75.24mm×奥行き8.29mm、重さが約195gの「ブラック」「グリーン」と、高さ約160.75mm×幅75.24mm×奥行き8.43mm、重さが約198gの「イエロー」の3色を用意する。
市場想定価格(以降、価格はすべて税込み)は、8GB/256GBが4万9980円、12GB/512GBが5万9980円(税込)。日本へ「POCO X」シリーズを初めて投入し、POCOブランドとして本格的に日本に参入するという。
POCO X7 Proは、6.67インチ、1.5K(2712×1220)の解像度を備えたCrystalResディスプレイを採用し、最大輝度は3200ニト、リフレッシュレートは最大120Hz。1万6000レベルの明るさを調整可能で、1920HzのPWM調光により長時間使用、夜間使用時などに目を保護するという。防じん・防水性能も、POCOシリーズで初めてIP68相当に対応する。
チップセットは、MediaTekのフラッグシップSoC 「Dimensity 8400-Ultra」を日本向け製品として初めて搭載。安定したフレームレートとディスプレイ輝度、高パフォーマンス、低電力消費をゲームプレイ時に実現する「WildBoost Optimization 3.0」機能や、約5000平方mmの立体的アイスループシステム内蔵、AIで発熱しやすいエリアを認識できる冷却システム「LiquidCool Technology 4.0」により、ゲーム時のピークパフォーマンスを維持できるとしている。
バッテリーはPOCOシリーズ史上最大の6000mAh。1600回の充電サイクル後も80%の容量を維持できるという。90Wハイパーチャージにも対応し、同梱のXiaomi 90W充電器を使用すれば、約42分で100%を充電できるとしている。
カメラシステムでは、メインカメラに5000万画素のソニー「IMX882センサー」を採用。F値1.5の絞り値で光の取り込み量を向上させつつ、光学式手ブレ補正(OIS)も搭載する。不要なオブジェクトを削除する「AI消しゴムPro」、画角を拡げる「AI画像拡張」など、AIを活用した機能も利用できる。
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