店頭でカード決済する際の「サインで本人確認」(PINバイパス)が3月末で原則廃止となる。4月以降は一定金額以上の支払いには暗証番号が必須となるため、クレジットカード各社が一斉に注意喚起している。
この変更は、日本クレジット協会(JCCA)が公表した「クレジットカード・セキュリティガイドライン」に基づくものだ。セキュリティの強化を目的に、これまで可能だった自筆サインでの本人確認を3月末で廃止し、4月以降は暗証番号を必須とする。なお「1万円未満の取引では暗証番号は不要」といった「PINレス」取引は今後も継続される。
つまり、今後はクレジットカードを利用する際には暗証番号が必要となる。暗証番号を忘れてしまったユーザー向けには、各社が暗証番号の請求方法を案内している。
なお、決済端末を提供する各社によれば、訪日客など、暗証番号による本人確認ができない海外発行のクレジットカードの利用者は、引き続きサインを用いた本人確認が可能だ。
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