デジタル庁は、2025年春を予定する「マイナンバーカードのスマートフォン搭載」を見越した実証実験をパナソニック コネクト、ローソンらと実施した。
現状でも対応するAndroidスマートフォンに限り、マイナンバーカードの一部機能(電子証明書機能)を搭載できる。
一方、2025年春からは、氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー、顔写真の証明を含む「マイナンバーカードの全機能」のスマートフォン搭載が始まる。これにより、スマートフォン自体が身分証として機能する。iPhoneはiOS 18.4ベータで対応するとみられる。
実証実験では、コンビニのセルフレジにおいて、スマートフォンに搭載したマイナンバーカードを利用して、酒類やたばこ購入時の年齢確認をする仕組みを実証した。マイナンバーカード情報を読取るソフトウェアは、パナソニックコネクトが開発した。
導入効果として、現状セルフレジでの年齢確認対象商品販売時に必要な店舗従業員による有人対応が削減され、省人化や業務負荷軽減に繋がるとしている。
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