軌道上のエアロブレーキング
宇宙船「X-37B」が7回目のミッション(OTV-7)での軌道周回を終え、地球に帰還した。X-37Bは再利用可能な無人の軌道試験機で、3月7日にカリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地に着陸した。2023年12月にSpaceXの「Falcon Heavy」ロケットで地球を離れてから434日間、つまり14カ月以上にわたり軌道上に滞在していた。
米宇宙軍は、X-37Bが宇宙で何を行っているかについて多くを明らかにしていないが、OTV-7では燃料の使用を最小限に抑えながら地球の大気の抵抗を利用して軌道を変更する「新しいエアロブレーキング操作」を行ったと述べた。こちらの画像はアーティストによるレンダリングだ。
提供:Boeing Space via US Space Force
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。