Appleは間もなく「MacBook Air」を最新の仕様に更新するとみられる。前回のアップデートは2024年3月初旬のM3搭載で、その後1年近く経過しており、春の刷新が期待されていた。最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏は「X」に「This week.」と投稿し、「There's something in the AIR」と表示される動画を添えた。M4搭載MacBook Airが発表される可能性が高そうだ。
昨秋にM4が搭載されたMacBook Proに比べ、MacBook AirはAppleシリコンの更新が遅れていた。最初にM4が搭載されたAppleデバイスはMacBook Proではなく、2024年5月に登場した「iPad Pro」だ。そのため、M4搭載MacBook Airの登場は意外ではなく、多くの人が待ち望んでいたことだ。
This week. pic.twitter.com/uXqQaGNkSk
— Tim Cook (@tim_cook) March 3, 2025
現在、最も安価なM4搭載MacBookは14インチのProモデル(1599ドル、日本では税込24万8800円)だ。Appleが13インチAirの価格を据え置くとすれば、M4搭載MacBook Airは1099ドル(同16万4800円)になる。M4は「M3」より高いパフォーマンスが見込めるが、過度な期待は禁物だ。通常CPUやGPUの性能向上は段階的であり、革新的な飛躍はない。
現行の13インチMacBook AirのM3チップは8コアCPUと8コアGPU、14インチMacBook ProベースモデルのM4チップは10コアCPUと10コアGPUを搭載している。どちらのチップも16コアの「Neural Engine」を内蔵し、「Apple Intelligence」機能を支えているが、AppleによればM4はAIのワークロードにおいてM3の2倍の速度を実現するという。
13インチと15インチのMacBook AirがM4にアップデートされるとみられるが、デザイン面での変更に関するうわさは現時点では聞かれていない。内部的なアップデートに留まるようだ。
MacBook Airこの記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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