メルカリグループで日本事業責任者を務める山本真人氏は2月21日、CNET Japanの単独インタビューに応じた。昨今問題となっている米の高値転売について「望ましいことではない」として、対策を実施していると強調した。
山本氏は冒頭、「このタイミングで米が売られ始めたわけではなく、もともと農家の方が売られたりしていた。ルールを守っていただくぶんには取引が可能」と前置きし、次のように述べた。
「一方で、世の中の状況によって、手に入りにくくなっているものが、より高い金額でメルカリ上に出てしまう事象は、我々としても望ましいものではない」
そのうえで、メルカリ上では「お米」と検索すると「米の流通状況に関しては、政府や行政機関の発表をご確認いただき、冷静なご対応をお願いいたします」というラベルを表示。農林水産省の米に関する最新の流通情報のページにリンクしており、消費者に冷静な購買行動を呼びかける対策を実施しているという。
また、こうした説明文は米に限らず、ソニーの「プレイステーション5」や、ブランド品といった他の商品でも実施しているという。
(インタビューの全編は後日公開予定)
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