Anker Prime 100W USB-C充電器は、私が旅行で唯一頼りにしている充電器だ。AmazonとAnkerのウェブサイトなどで購入できるが、定価は8990円と決して安くない。
しかし、同充電器の最大の魅力は、手のひらサイズながら100Wという高出力、かつ3口あるUSBポートでMacBook、iPhone、iPadなど複数のデバイスを同時に充電できる点だ。
コンパクトさと高出力の両立にはAnkerのGaNPrime技術が貢献している。(国内編集部追記)一般的な100W充電器よりも50%小型で、かつMacBook Pro(14インチM3 Pro)をわずか60分で満充電にできる。
Anker Prime 100W USB-C充電器(価格をAmazonでチェック)
出力は単ポートで最大100W、3台同時では合計100Wとなる。2つのUSB‑Cポートと1つのUSB‑Aポートという3ポート構成なら、接続したすべての機器に最適な電力を自動で割り振ってくれる。
まず、8990円というのはかなりの投資だ。すべての人にとってこの価格が正当化されないのは当然だ。しかし、頻繁に出張する人や通勤で電車・バスを使う人、あるいは荷物をコンパクトにまとめたい人にとって、複数の充電器を1台で済ませられるのは大きなメリットだ。
私が初めてこの充電器を試したのは1年前のCES 2024の取材だった。毎日長時間歩き回り、ノートパソコンやマイク、ポータブル充電器など重い機材を持ち運ぶ記者として、この充電器が荷物をぐっと軽くしてくれると実感した。
また、MacBook、iPad、iPhone専用の充電器と比べると、1台で済む分、旅行バッグの中のスペースを大幅に節約できるのが分かる。さらに、ほとんどのメーカーが環境配慮からUSB‑C充電器に切り替える中、このモデルはUSB‑Aポートも搭載しているため、余っているUSB‑Aケーブルも活用できるのが嬉しい。(国内編集部注:ここには賛否があるかもしれない)
旅行はもちろん、毎日の通勤時にもバックパック内のスペースを有効に使え、充電器を忘れるストレスも軽減してくれる。Anker Prime 100W USB‑C Chargerの多くのメリットを考えれば、定価8990円という投資は十分に正当化されると言える。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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