華為技術(ファーウェイ)はマレーシア時間2月18日、クアラルンプールで新製品発表イベント「Innovative Product Launch」を開催し、世界初となる三つ折りスマートフォン「Mate XT Ultimate Design」のグローバルモデルを発表した。
「Red」「Black」の2色展開で、マレーシアのほかタイ、フィリピン、インドネシア、カンボジア、香港で販売する。販売価格は16GB+1TBモデルで3499ユーロ。
Mate XT Ultimate Designは、2024年9月に中国で16GB+256GBモデルが1万9999元(約40万円)、16GB+1TBモデルが2万3999元(約48万円)で発表された折りたたみスマホ。今回発表したグローバルモデルの価格を2025年2月のレートで換算すると日本円で約55.5万円と、50万円を超える価格となった。
最大の特徴は、完全に開くと10.2インチと現存の折りたたみスマホで最大となる大型ディスプレイ。一方で最薄部の厚さは3.6mmと、持ちやすさも兼ね備えたモデルとなっている。
Head of Productを務めるAndreas Zimmer氏は、「Mate XT Ultimate Designは、1つでも2つでもない3つ異なる使い方でコンテンツを見れる、世界で唯一のスマートフォン。テクノロジーの体験に新しいパラダイムをもたらせる」と話す。
カメラシステムとしては背面に、5000万画素のメインカメラと5.5倍の光学ズームを備えた1200万画素潜望鏡望遠カメラ、大口径の1200万画素超広角カメラを搭載。また、前面は800万画素となっている。バッテリーは5600mAhで、55Wのワイヤレス充電に対応する。
取材協力:華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)
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