Unitreeのロボット犬「Go2」がオフ・ブロードウェイで舞台デビューを果たした。米CNETはその舞台裏を独占取材し、キャストやスタッフに話を聞いた。
この劇は「The Robot, the Spy, and the Love of AI」(ロボット、スパイ、そしてAIの愛情)というタイトルの一幕物だ。このアイデアは、劇作家John Arthur Long氏がYouTubeでUnitreeのロボット「Go2 Pro」の動画をたまたま見たことから生まれた。同氏は自らロボットを購入し、そこからストーリーが膨らんでいった。「本物のロボットが舞台に登場したことはこれまでなかったと思う」と同氏は言う。
ロボットの声はDavid Rey氏が担当し、ロボットの背中に取り付けられたスピーカーを通じて会話する。ロボットの動きは、Dariel Garcia氏がアプリとコントローラーを使ってリアルタイムで操作する。
「私は動作の9割ほどを担っている。ジャンプや一部の腕の動きはあらかじめプログラムされているが、ほとんどの時間は私が犬を操っている」とGarcia氏は言う。
劇の監督であり、チェイン劇場の芸術監督でもあるKirk Gostkowski氏は、事前にロボットのセリフを録音することも少し考えたが、リアルタイムで演じるのが最善策だとすぐに気づいたと語る。「この劇には喜劇的な要素がふんだんに盛り込まれている。笑いが起これば、役者は間を取る必要がある。役者は観客をどう扱うべきかを心得ている。これが演劇の醍醐味だ」
この演劇は同劇場のイベント「Winter One Act Festival」の一環で、2月14日から3月1日まで上演される。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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