「数日中」と噂されていた新型iPhone SE(iPhone SE 4)は、来週にずれ込むかもしれない。
当初の噂では、Appleは今週中にも新型iPhone SEを公式サイトで発表すると伝えられていた。しかし、Bloombergのアナリストであるマーク・ガーマン氏がXに投稿した最新の情報によると、発表は来週となる可能性がある。
さらに同氏は、Appleが「Vision Pro 」の新しい発表を近く準備しているほか、M4チップを搭載した新型「MacBook Air」が数週間以内に発表されるともXに投稿した。
Appleの広報担当者は、CNETからのコメント要請には即座に応じなかった。
新型SEの発表は、特にiPhoneをまだ使っていないユーザーを取り込むための戦略の一環とみられる。
2016年に登場したエントリーレベルiPhoneであるSEシリーズにとって、今回の新モデルは大きな転換点となる。
Bloombergによれば、新型SE(開発コード「V59」)はApple初の自社製セルラーモデムを搭載し、Qualcomm製モデムに置き換わる予定だ。また、Face IDが初めて採用され、ついに物理的なホームボタンが廃止されるとみられる。
さらに、iPhone 16に搭載されるA18チップを採用し、Appleの新たなAI技術「Apple Intelligence」に対応する可能性が高い。
このアップデートは、Appleが直近のホリデーシーズンにおけるiPhoneの売上が前年比1%減少し、市場予測を下回ったタイミングで発表される。
低価格ながら高性能なiPhone SEを投入し、中国やインドといったコストパフォーマンスを重視する市場で競争力を強化する狙いがあるとみられる。
現行の「iPhone SE」(SE3)は日本で6万2800円から販売されており、「iPhone 16」の12万4800円と比べて大幅に安価だ。
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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