激薄「iPhone 17 Slim」の噂まとめ--姿を消した小型スマホに代わる新機軸か

 AppleがiPhone 17で大幅な変化をもたらす可能性があると、The InformationBloombergなどのメディアが報じている。その中でも注目されているのが、大幅に薄型化された「iPhone 17 Slim」だ。

3年ぶりに登場した新「iPad mini」(価格をAmazonでチェック)

 かつて消えた「Mini」のように、ひと味違う新しい位置づけになるという。サムスンはひと足早く「Galaxy S25 Edge」をお披露目し、このトレンドで先陣を切っている。

 iPhone 17 Slimの最大の特徴は、名前のとおり「薄さ」にある。Proモデルのようにカメラや性能を前面に押し出すのではなく、2024年の「iPad Pro」でも強調された「超薄型」を訴求すると見られる。

 アナリストのミンチー・クオ氏によれば、これまで「Plus」モデルが担っていたポジションを引き継ぐものの、コンセプトは全く新しいものになる。

 価格は「Pro Maxより高くなる」という見方と「Proモデルより低価格になる」との2つの説があり、錯綜している。

6.6インチで120Hz表示に対応か

 ディスプレイサイズは6.6インチで、ProMotionを使った最大120Hzのリフレッシュレートに対応するとMacRumorsは報じている。フレーム素材には「より複雑なアルミニウム」や「チタン-アルミ合金」を採用する可能性があり、ダイナミックアイランドの切り欠きは現行モデルと同程度とみられる。

 カメラに関しては、クオ氏は「広角カメラ1基だけの可能性がある」と指摘している。最近のiPhoneは複数カメラが当たり前なので、本当なら思い切った構成だ。薄型化とコストを抑えるため、カメラモジュールを少なくするのは理にかなう。

 また、9to5Macは、iPhone 17 Slimを含むiPhone 17シリーズは、アップグレードされた2400万画素のインカメラを搭載すると報じている。

 内部仕様については、無印のiPhone 17と同じプロセッサ(A18またはA19)や8GBのRAMが搭載される可能性がある。

バッテリーの持ちにも注目

 一方で、薄型化でバッテリー容量がどうなるかは注目だ。バッテリーを搭載できるスペースが減るからだ。さらに、The Informationは物理SIMスロットが廃止される可能性も指摘した。これはすでに米国モデルでは実施済みだが、日本にとっては影響が大きそうだ。

 こうした情報はいずれも正式発表前の推測にすぎない。アップルはiPhoneを毎年9月頃に発表しており、答え合わせはその時期まで待つ必要がある。

3年ぶりに登場した新「iPad mini」(価格をAmazonでチェック)

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]