バッテリーを長持ちさせるには、アニメーションのオフなど、設定の見直しが効果的だ。
外出先で突然「低電力モードに切り替えますか?」と表示され、焦った経験はないだろうか。特にバッテリーの劣化が進んでいる場合、タクシーの手配や地図アプリで道順を確認する前に電池が切れると非常に困る。
iOSには、バッテリー消費を抑えられる機能がいくつかある。あわせて「バッテリーの状態」設定を確認すれば、最大容量(80%以上なら良好)や充電回数、バッテリーが「正常」かどうかを把握できる。
ここでは、iPhoneのバッテリー消費を増やす可能性がある「3つの機能」をオフにする方法を紹介する。
ロック画面のウィジェットは、常に情報を更新するため、アプリがバックグラウンドで動作し続ける。これがバッテリーの消耗につながるため、減りを抑えたいならウィジェットを削除するのが有効だ。
iOS 18では、ロック画面を長押ししてウィジェットのない別の画面に切り替えるだけで簡単に設定できる。現在のロック画面まま、ウィジェットだけを削除したい場合は、長押しして「カスタマイズ」→「ロック画面」を選択し、ウィジェット枠をタップして「-」ボタンを押せば良い。
アプリの開閉やSiriの起動時には、なめらかなアニメーションが表示される。これらの視覚効果は操作感を向上させる一方で、バッテリー消費の原因にもなる。
これを抑えたい場合は、「設定」→「アクセシビリティ」→「動作とアニメーション」へ進み、「視差効果を減らす」をオンにすると、アニメーションが抑制され、バッテリーの持ちが改善される。
iOS 16で追加された「振動フィードバック」は、タイピング時に微細な振動を発生させる機能だ。キーを押した感触が増し、操作が快適になるが、Appleによるとバッテリー寿命に影響を与える可能性があるという。
バッテリーを節約したいなら、この機能はオフにするのがおすすめだ。「設定」→「サウンドと触覚」→「キーボードのフィードバック」に進み、「触覚」をオフにすれば、キーボードの振動が停止し、消費電力を抑えられる。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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