ソニーグループは1月23日、新たなビジネスマッチングプラットフォームサービス「Boundary Spanning Service」の提供を開始すると発表した。同サービスは、事業開発における組織・企業の連携を素早く簡単にし、オープンイノベーションを促進することを目的としている。
ソニーは2014年から「Sony Acceleration Platform」を運営し、これまでに25業種、200社以上の組織や企業の事業開発を支援してきたという。しかし、「協業候補先を見つけるのが難しく、パートナー構築のハードルが高い」「より手軽に社外の事業部門とつながりたい」といった声も多く寄せられていた。同サービスは、これらの課題に対応するSony Acceleration Platformの新サービスとして位置づけられている。
「Boundary Spanning Service」の特徴は、部署単位での登録や公開範囲の指定が可能な点にある。これにより、ユーザーは自社の状況に合わせて繋がる相手を探せる。ソニーは、このサービスを通じて「より素早く簡単に、組織・企業が連携できるようにする」ことを目指している。
サービスの料金体系については、2026年3月までは無料。2026年4月以降は、無料プランと有料プランの提供を予定している。
ソニーは、「Boundary Spanning Service」を通じてオープンイノベーションを促進し、新たな事業創出につながるクリエイティブなアイデアを生み出す人々や組織・企業をつなげることで、持続可能な社会づくりに貢献していくとしている。
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