スポティファイジャパンは12月5日、2024年によく聞かれた音楽やポッドキャストを発表した。
米Spotifyが公開した内容に、国内で最も再生された楽曲・アーティストなどを追加。2024年の再生時間、トップソング、アーティストといった自分専用のコンテンツをアプリから確認できる「Spotifyまとめ2024」と合わせて展開し、2024年末を彩る。
2024年に国内で最も再生された楽曲は、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」。国内楽曲として史上最速で1億、2億、3億回再生を達成したほか、2024年1月18日から5月21日までの125日間にわたり「Spotify Japan」のデイリーチャートで連続1位を獲得。一年の国内音楽シーンを象徴するヒットとしており、月間リスナーは1000万人、年間を通して安定して聞かれるロングヒットになったという。
また、2位「ライラック」、4位「ケセラセラ」、6位「青と夏」、7位「ダンスホール」と、Mrs. GREEN APPLEがトップ10に数曲ランクイン。2024年リリースの楽曲だけでなく、幅広い年代の楽曲が聞かれたとしている。
そのほか、3位「幾億光年」のOmoinotake、5位「晩餐歌」のtuki.、10位「GOAT」のNumber_iの3組は、Spotifyが公表する年間ランキングで初めてトップ10入りとなった。
国内で最も再生されたアーティストは、2年連続でMrs. GREEN APPLEが首位。Spotifyが公開する「トップアーティスト - 日本」チャートの2024年のウィークリー部門で全週1位を獲得し、最長連続1位記録(163週連続)の更新が続いているという。同チャートのデイリー部門でも1138日連続で1位を維持し、最長記録を更新中としている。
そのほか、2024年4位のback numberが2位に、ヨルシカが初のトップ5入り。国内で再生されたアーティスト部門のトップ10全てを国内アーティストが占めるのは、Spotifyまとめの各種ランキング発表を日本で開始した2017年以来初という。
海外で最も再生された国内アーティストの楽曲は、国内再生数でも首位のBling-Bang-Bang-Born。米国のほかブラジル、フランスで1位を獲得した。
海外で最も再生された国内アーティストは、4月にサンフランシスコ、8月にボストンで初の米国単独公演を成功させたYOASOBI。4年連続の1位獲得で、総再生数は6億3200万回を突破、国内楽曲最高記録を更新し続けている「夜に駆ける」のロングヒットや、2023年の「アイドル」などが国内のみならず海外でも長く聞かれているという。1億再生以上を記録した楽曲は14曲と、国内アーティスト最多を誇るとしている。
国内で最も再生されたSpotifyの「公式プレイリスト」は、2023年に続き「Tokyo Super Hits!」「令和ポップス」「Hot Hits Japan:洋楽&邦楽ヒッツ」がトップ3を占めた。Spotifyで1億再生を突破した楽曲のみを集めたプレイリスト「100 MILLION+:1億超えヒット」は、国内外で人気を集める多様なストリーミングヒットを142曲網羅した内容で、初のランクインとなった。
また、ZOZOとコラボし、「Spotifyまとめ2024 in ZOZOVILLA」を展開する。Spotifyまとめ2024のプレイリストから、2024年に人気を集めた10楽曲のジャケットのデザインをプリントしたTシャツを受注販売する。販売価格(税込)は4950円。
「Best of Tokyo Super Hits!」からOmoinotakeの幾億光年、「Best of Buzz Tracke」から乃紫の「全方向美少女」、「Best of 昭和ポップス」からTM NETWORKの「Get Wild」、「Best of 平成ポップヒストリー」からGLAYの「HOWEVER」などを揃えるという。Spotifyが日本で企業とコラボしてファッションアイテムを制作するのは初としている。
また、12月13~15日の期間において、渋谷MIYASHITA PARK SOUTH 2階の吹き抜け広場で「Spotifyまとめ2024 POP UP EVENT」を開催する。ZOZOとのコラボシャツも紹介予定だ。
Spotify Japan 音楽部門 企画推進統括を務める芦澤紀子氏は「自身の視聴履歴に基づいてオリジナルのキーチェーンを作成できる『マイミュージックキーチェーン』や、Spotifyまとめ2024のオリジナルデザインフォトシールを撮影できるフォトブースなど、Spotify まとめを体感できる4つのコンテンツを用意する」と企画の一部を明かした。
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