「OPPO」ブランドを国内で展開するオウガ・ジャパンは11月29日、スマートフォン「OPPO Find X8」「OPPO A3 5G」、タブレット「OPPO Pad Neo」を発表した。
「Amazon.co.jp」などで取り扱い、希望小売価格(以降、価格は全て税込)はFind X8が13万9800円、A3 5Gが3万2800円、OPPO Pad Neoが4万4800円。
Find X8は、ハイエンドスマートフォンシリーズ「Find」の最新モデル。スウェーデンのカメラメーカー「Hasselblad(ハッセルブラッド)」とコラボしたカメラシステムを日本のスマホとして初めて搭載する。
国内は、「スターグレー」「スペースブラック」の2色展開で、アマゾンのほかMVNO、量販店などで取り扱う。11月19日13時半から予約を受け付け、12月12日に発売する。
本体サイズは、高さ約157mm×幅74mm×奥行き7.9mm、重さが約193g。約6.6インチでフルHD+(2760×1256ドット)、リフレッシュレート最大120HzのAMOLEDディスプレイを搭載。4辺すべてを約1.45mmの極細ベゼルで囲み、94.3%という画面占有率を実現したという。
ROMは512GB、外部メモリーは非対応。RAMは16GBで、最大28GB相当まで拡張可能。CPUは「MediaTek Dimensity 9400」、OSが「Android 15」をベースとした「ColorOS 15」となる。
nanoSIMの2つ搭載できるデュアルSIMモデルで、バッテリー容量は5630mAh。80Wの急速充電に対応し、連続待受時間は約500時間となる。「NFC」に対応し、「おサイフケータイ」には非対応。
Hasselbladと共同開発したというカメラシステムは、背面に5000万画素(F値1.8)の広角「SONY LYT-700」、5000万画素(F値2.0、画角120度)の超広角「Samsung JN5」、 5000万画素(F値2.6)の光学3倍望遠「SONY LYT-600」を備えるトリプルカメラとなる。
世界で初めてW型プリズム望遠レンズを採用し、センサーを大型化。レンズモジュールの突起を最小限に抑えつつも、光学3倍ズームや最大120倍のデジタルズームに対応する。10倍以上の高倍率ズームでは生成AIで補正し、遠くの被写体や景色も鮮明に捉えられるという。
また、「AI消しゴム2.0」や、1枚の写真からさまざまなパターンの画像を自動生成できる「AIスタジオ」といったOPPO独自の生成AI機能を搭載。よりクリエイティブな編集体験を提供するとしている。
加えてアクセサリーとして、OPPO Find X8専用の「マグネット搭載スマホケース」や、「OPPOマグネット式スマホリング(ミラーバージョン、ディスクバージョン)」をそれぞれ1980円で、「OPPOマグネット式急速充電器」を9980円で発売する。
オウガ・ジャパン 専務取締役の河野謙三氏は、「Findシリーズは、単なるスマホの1製品ライン以上の存在。最高の技術力と妥協なき品質追求の結晶で、私たちのDNAそのものを体現するフラグシップブランド」と説明する。
なお、中国現地では10月24日、さらなる上位モデル「Find X8 Pro」も発表されているが、フラグシップモデルを3年ぶりに国内投入する上で、薄さや軽さを重視するという市場の特徴や価格などを考慮し、より手にとってもらえる可能性があると判断したようだ。
A3 5Gは、機能・性能と価格のバランスを重視する「A」シリーズの最新モデル。「パープル」と、背面に指紋や汚れが付きにくい独自の加工技術「OPPO Glow(オッポ グロウ)」を施した「ブラック」の2色を12月12日に発売する。
本体サイズは、高さ約166mm×幅76mm×奥行き7.7mm、重さが約187g。ディスプレイは約6.7インチでHD+(1604×720ドット)、リフレッシュレートは最大120Hz。ROMは128GB、1TBまでの「microSDXC」に対応し、RAMは4GB、最大8GB相当まで拡張できる。
CPUは「MediaTek Dimensity 6300」、OSは「Android 14」をベースとした「ColorOS 14」。バッテリー容量は5100mAh、45Wの急速充電に対応し、連続待受時間は約419時間で、おサイフケータイ対応モデルとなる。
カメラシステムは、背面に約5000万画素(F値1.8)の広角カメラと、約200万画素(F値2.4)の深度カメラを搭載する2眼構成だ。
新タブレットとなるOPPO Pad Neoは、「スペースグレー」を12月12日に発売する。
本体サイズは、高さ約188mm×幅255mm×奥行き6.9mm、重さが約537g。約11.4インチの「白銀比」(約7対5)ディスプレイを採用し、リフレッシュレートは最大90Hz。ブルーライトを約40%以下に低減する機能のほか、色温度センサーにより周囲の環境に応じて画面の色温度を自動調整可能。寝る前にタブレットを使用する場合に人体の概日リズムに合わせて画面の色温度を自動的に調整する「就寝モード」も備え、快適な睡眠をサポートするという。
また、クアッドスピーカーを搭載しつつ「Dolby Atmos」に対応し、臨場感溢れる音質を再現。バッテリー容量は連続で動画を14.5時間視聴できる8000mAhで、33Wの急速充電に対応する。
ROMは128GB、最大1TBのmicroSDXCを利用可能。RAMは6GB、CPUは「MediaTek Helio G99」、OSは「Android 13」をベースとした「ColorOS 13」。カメラは、背面・前面ともに約800万画素(F値2.0)となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」