西武鉄道と三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACの6社は11月27日、クレジットカードなどを活用したタッチ決済の乗車サービスを12月16日から21駅で開始すると発表した。
開始する乗車サービスは、クレジットカードのほかデビットカード・プリペイドカード、同カードを設定したスマートフォンなどを活用するものが対象。QR企画の乗車券も利用可能になるという。
対応するブランドは「Visa」「JCB」「American Express」「Diners Club」「Discover」「銀聯」で、「Mastercard」も順次追加する。
12月16日に池袋駅や練馬駅などをはじめとした、西武鉄道のターミナル駅、観光地周辺の21駅で開始し、2026年3月に西武線内の約50駅、2027年3月に西武線内の小竹向原駅を除く全駅に拡大する予定だ。
また、中期的に磁気乗車券を順次廃止することも明かしている。
なお、11月25日には西武鉄道を除く5社と横浜市交通局が、12月4日から横浜市営地下鉄の全40駅でクレジットカードなどのタッチ決済乗車サービスの実証実験を開始することを発表。神奈川と埼玉という都心の東と西で、タッチ決済の乗車サービスが拡大することになった。
編集部注:記事初出時、「2076年」の表記がありましたが「2027年」の誤りです。ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びし、訂正いたします。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」