米国のDonald Trump次期大統領は11月13日、ソーシャルメディア「X」を保有するElon Musk氏および実業家のVivek Ramaswamy氏を、 新設の政府効率化省(Department of Government Efficiency:DOGE)のトップに起用すると発表した。
Trump氏は自身のソーシャルメディア「Truth Social」に投稿した声明で、「これら2人の素晴らしい米国人は、わが政権が政府の官僚主義を打破し、過剰な規制を廃止し、無駄な支出を削減するとともに、連邦機関を再編成するための道を開くだろう」と述べた。
同氏によると、DOGEは外部からの助言やガイダンスを提供するほか、ホワイトハウスや米行政管理予算局と連携して大規模な構造改革を推進し、これまで米政府になかったような起業家精神に富んだアプローチを構築するという。こうした取り組みを2026年7月4日までに完了することを目指す。
TeslaやSpaceXを率いるMusk氏はこれまで、Trump氏を支持する姿勢を明確に示してきた。Ramaswamy氏は、今回の大統領選で共和党の候補者選びから撤退した後、Trump氏支持を表明していた人物だ。
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