米国・ハワイ州で開催中のSnapdragon Summitより。クアルコムはハイエンドスマートフォン向けSoCの「Snapdragon 8 Elite」を発表した。その壇上にはシャオミの上級副社長 Adam Zeng氏が登壇し、同SoCを搭載したスマートフォンが10月末までに登場することが明かされた。
Xiaomi 15シリーズが搭載するSnapdragon 8 Eliteの特徴は、なんといっても処理速度と電力効率の向上だ。3nmプロセスの採用と第2世代Oryon CPUの搭載によって性能が飛躍的に向上した。
具体的にはCPU性能が45%、GPU性能が40%向上。さらに、AI処理に関連するNPU性能も45%向上した。にも関わらず電力効率は大幅に向上している。
これを搭載したXiaomi 15シリーズは、消費電力が29.7%減少し、ピーク時の温度が3度低くなるという。これは、シャオミの熱設計技術と合わせて、Snapdragon 8 Eliteの優位性が示された格好だ。
これによって、従来モデルよりもゲームを2.5時間長く連続プレイできるほか、端末が発熱することでクロック周波数が下がり、ゲーム中にフレームレートが下がることも防止できる。
なお、Snapdragon 8 Eliteでは高度なオンデバイス生成AI機能もサポートするが、Xiaomi 15シリーズが同機能をサポートするかは不明だ。
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