「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」「セヴェランス」「バッド・モンキー」など、「Apple TV+」の番組を視聴できる手段として、意外なサービスが米国で新たに加わった。それは「Amazon Prime Video」だ。
AmazonはAppleと提携し、Apple TV+をAmazon Prime Videoの加入者に月額9.99ドル(約1500円)の追加オプションとして提供する。Amazonはすでに、Starz、Paramount+、Max、AMC+、Shudder、Cinemax、Crunchyroll、BET+など、100以上の動画配信サービスを追加オプションとして提供している。
Amazonは取引条件を明らかにしていないが、同社はPrime Videoの追加オプションによるサブスクリプション料金の一定割合を得ている。
「私たちは提供するサービスを拡大し続け、顧客がストリーミング体験を1つのアプリで直接パーソナライズできるようにしている。Apple TV+と、人気で高評価の番組、映画、イベントをPrime Videoに迎えることを誇らしく思う」と、Prime VideoとAmazon MGM Studiosの責任者であるMike Hopkins氏は述べた。
AppleはApple TV+でテレビ番組のほか、映画でも高い評価を得ており、その中には10部門でアカデミー賞にノミネートされた「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」や、2022年のアカデミー賞作品賞を受賞した「コーダ あいのうた」などがある。
Apple TV+の追加オプションは10月中に米国で利用可能になり、Prime Videoアプリから直接視聴できるようになる。
Varietyの報道によると、Hopkins氏は9日、この提携によりAmazonはApple TV+を「世界中の数億人の加入者」に提供できると語ったという。
Apple TV+ is launching on Prime Video in the US(Amazon)>この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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