Metaは米国時間10月4日、テキストの指示に基づいて動画や音声を生成・編集できる人工知能(AI)モデル「Movie Gen」を発表した。アップロードした人物の写真から動画を生成することもできるという。
同社の最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏によると、Movie Genは2025年に「Instagram」に搭載される予定だ。Metaはこれまで同モデルを社内でテストしており、今後は映画制作者やクリエイターと協力してフィードバックを反映させていくとしている。Metaが公開した論文によると、このモデルでは、さまざまなアスペクト比の高品質な1080p HD動画を生成できる。映像に合った音声も生成できるという。
Metaは発表の中で一連の動画を紹介し、Movie Genの機能をアピールした。同モデルは最大16秒、1秒あたり16フレームの動画を生成できるほか、人物の静止画とテキストの指示を組み合わせて動画を生成することもできる。生成した動画をテキストの指示で編集することも可能で、物体を追加したり背景を変えたりできる。動画の内容に合った最大45秒の環境音や効果音、BGMも生成できるという。
How Meta Movie Gen could usher in a new AI-enabled era for content creatorsこの記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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