パナソニックホールディングスは9月10日、オリンピック・パラリンピックのワールドワイド公式パートナー契約を終了すると発表した。国際オリンピック委員会(IOC)とオリンピックパートナー(TOP)プログラム契約を延長しないことで合意したという。
パナソニックグループは、1987年からオリンピック、そして2014年からは従来のオリンピックに加えてパラリンピックのワールドワイド公式パートナーとして大会に貢献してきた。経営環境や業容の変化に応じてスポンサーシップの在り方を常に検討している中で、今回、契約終了の判断に至ったとしている。
パナソニック ホールディングス グループCEOの楠見雄規氏は「これまで37年間、協賛活動を通じて多くの価値ある経験を積み重ね、世界中のスポーツファンやアスリートの方々との絆を深めることができました。長年にわたり、スポーツを通じた世界平和の実現をパートナーとして目指し歩んできたバッハ会長をはじめとするIOCに感謝申し上げます。今年のパリ大会でも、グループの最新技術や商品、運営スタッフなどオペレーションサービスで世界最高峰のスポーツイベントを支えることができたことを光栄に思います」とコメントしている。
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