足を3D計測できる「ZOZOMAT」が子ども向けに--予約者に無料で提供、シューズ履ける期間も

　ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは8月29日、子どもの足を簡単に3D計測できるマット「ZOZOMAT for Kids」（ゾゾマット フォー キッズ）を発表した。

　同日から予約を受け付け、特設ページからの予約者に無料で提供する。

　ZOZOMAT for Kidsは、足の3D計測用マット「ZOZOMAT」の技術を活用して新たに開発。

　従来のZOZOMATによる足の計測結果をもとにしたシューズのサイズレコメンドは、16歳以上を対象としていた。ZOZOMAT for Kidsでは、4歳以上の計測者へのサイズレコメンドが可能になる。子どもが安定して立てる両足計測の仕様とし、計測することが難しい子どもの足のサイズを約1分で、自宅で簡単に計測できるとしている。

　ZOZOMAT for Kidsで計測した足の3Dサイズデータをもとに、ZOZOTOWN上で対応シューズが展開する各サイズから相性度の高いおすすめサイズと、1つ上のサイズを表示する。また、子どもの足の成長速度を考慮した各サイズのシューズを履ける期間も表示するという。

足の計測結果イメージ
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　なお、サイズレコメンドは、6月末時点で計測者数270万人を超えたZOZOMATで得た10万件以上の子どもの足の計測データと、独自に収集したシューズの履き心地に関するデータ、ZOZOTOWNに登録されているシューズのサイズ情報などを活用した、ZOZO独自のAIを使用するとしている。

　8月29日のローンチ時点では、スニーカー、サンダル、スリッポン、レインシューズなどの幅広いカテゴリーの100型以上がサイズレコメンドに対応。今後は対応型数と対応カテゴリーを拡大するほか、ZOZOMAT for Kids対応シューズの購入者へ子どもの足の成長を予測して適切な買い替え時期を知らせる機能などを追加予定だ。

　ZOZOMATは、2020年2月に提供を開始。マット全体にドットマーカーを施し、片足ずつのせてそれぞれの足をスマートフォンで撮影することで、足長・足幅・足囲などの複数箇所の計測ができる。自宅にいながら簡単に高精度で足の3D計測が可能で、計測結果をもとにZOZOTOWN上で対応シューズが展開する各サイズから相性度の高いおすすめサイズがレコメンドする。シューズをECで購入する際のサイズ選びの不安が少なく購入できるとしている。

2020年2月に提供を開始