日鉄興和不動産は8月26日、新築分譲マンションブランド「LIVIO」(リビオ)の旗艦店である「LIVIO Life Design! SALON」をリニューアルしたと発表した。
同サロンでは今後、「リビオ新横浜」や「リビオ亀有ステーションプレミア」など複数物件を販売していく。
また、サロン内に設置したリアルサイズスクリーンに間取りを投影し、「Apple Vision Pro」を用いてMR空間上に家具を配置して、物件をよりリアルに確かめられる物件販売手法の実証実験を実施するという。MR体験を活用した入居希望者向けの案内は10月以降に開始する。
さらに、土地代や建築コストの高騰などにより物件の販売価格が上昇している状況を受け、同サロンでは1億円を超える価格帯の住戸販売にも対応していく。これに合わせ、一部の接客スペースやサンプルルームを高額価格帯に合わせた仕様へ改修したという。
LIVIO Life Design! SALONではそのほか、入居者から声を集めて収納などに反映した商品企画「LIVIO IDEAS」(リビオアイデアズ)、共用部の宅配ロッカーや入居者向けの防災グッズなどを展示する。
日鉄興和不動産で住宅事業本部販売統括部長を務める御領原雅士氏は、「今後は入居以降のサービスも拡充し、サロンでのイベント開催などを強化していく。また当社運営のホテル『&here』、コワーキングスペース『WAW』などの優待サービスも拡充していく」と述べ、同サロンを、より顧客のニーズを満たす常設マンションサロンとして運営していくとした。
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