Googleは米国時間8月6日、AI機能やリモコンを探す機能を搭載した次世代ストリーミングデバイス「Google TV Streamer」を発表した。価格は99.99ドル(日本では税込1万6000円)。
「Chromecast」の後継機となるこのデバイスは、平均的なストリーミングデバイスよりも高価だが、その分機能も充実している。エンターテインメントデバイスであると同時に、照明、ブラインド、サーモスタット、ホームセキュリティカメラなどのスマートホームハブとしても機能する。「Google AI」がおすすめのタイトルを視聴リストにまとめてくれるほか、「Gemini」による要約やレビューを表示し、次に見るタイトルを見つけやすくする。
Google TV Streamerは「Google Home」や「Matter」デバイスに対応し、テレビのメニューから直接、さまざまな家電製品を制御したり、それらのルーティンを設定したりできる。
また、アンビエントモードでは「Googleフォト」をスライドショーで表示できる。特定の期間や場所の写真を表示するよう音声で指示できるほか、生成AIにスクリーンセーバー用の画像を作らせることも可能だ。
Google TV Streamerは4K HDR、Dolby Vision、Dolby Atmosに対応している。最新の「Chromecast with Google TV」より高性能で、ストレージは32GBに増えた。
Google AIの機能により、特定のアプリでコンテンツを検索する必要がなくなり、ストリーミングのサブスクリプションや好みに基づいてタイトルを推奨してくれる。
Google TV Streamerは米国で予約注文が可能で、9月24日に発売予定だ。
Googleの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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