マネーフォワードは7月30日、主に金融機関向けのサービスを提供する部門となるMoney Forward Xにおいてオリエントコーポレーション(オリコ)と協業し、法人向けAI与信審査モデルを開発したことを発表した。
オリコの法人向け与信審査での活用、マネーフォワードのアグリゲーション基盤を利用する地域金融機関への提供などを検討する。Money Forward Xにおける、法人・個人事業主に関する金融データの分析・活用の取り組みを本格化させるという。
新たに開発したAI与信審査モデルは、マネーフォワードのデータ分析のノウハウとオリコのクレジット事業で得られたデータにAIを活用し、企業のキャッシュフローから資金繰り状況の変化を予測する。
オリコの法人向けの与信審査での活用のほか、マネーフォワードが2023年4月に提供を開始したオンラインで融資関連手続きができる「Mikatano 融資ポータル」との連携を検討しているという。金融機関がAI与信審査モデルとMikatano 融資ポータルを導入すれば、AIならではのスピーディな与信審査と手続き業務の効率化が可能になり、金融機関・事業者双方の融資関連業務の利便性向上が期待できるとしている。
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