Dynabookは7月17日、2024年夏モデルの店頭向けノートPCの新ラインアップを発表した。
薄型・軽量プレミアムモバイルノートPC「dynabook R8・R7」、スタンダードモバイルノートPC「dynabook S6」、ホームモバイルノートPC「dynabook M7・M6」の計5機種5モデル。7月19日から順次発売する。
dynabook R8・R7は、突起部除く本体サイズは高さ約15.9mm×幅312.4mm×奥行き224.0mm、重さは約899g。それぞれ「P1R8XPBL」「P1R7XPBL」の型番で、カラーは「ダークテックブルー」のみとなる。店頭予想価格 (以降、価格は全て税込)は、R8が27万円前後、R7が24万円台前半。
14.0型液晶に軽量の低消費電力IGZOパネルを採用し、従来モデル(2023年2月発表のR8、2023年11月発表のR7)と比較して約41g軽量化したという。使用シーンに合わせてリフレッシュレートを最適化するALRR(Autonomous Low Refresh Rate)で消費電力を抑え、動画再生時は約9時間、アイドル時は約20.5時間駆動するとしている。
両機種ともに、4月に発売した「dynabook R9」に次ぐAI活用向けdynabookのラインアップ強化という位置づけで、AI専用エンジンとなるNPU(Neural Processing Unit)「AI Boost」と、GPU(Graphics Processing Unit)「Arc」を内蔵するインテルの「Core Ultra」プロセッサーを搭載する。CPU、NPU、GPUの3つのエンジンが融合して快適なエッジAI処理を実現するとともに、「Copilot in Windows」の関連機能が呼び出せる「Copilot」キーを搭載し、必要な時に必要な場所でAIを活用できるモデルだ。
13.3型のスタンダードモバイルノートPCとして展開するdynabook S6は、突起部除く本体サイズは高さ約15.95mm×幅305.9mm×奥行き201.7mm、重さは約1.21kg。「P1S6XPES」の型番で、カラーは「プレミアムシルバー」のみとなる。店頭予想価格は17万円台半ば。
また、14.0型のホームモバイルノートPCとして展開するdynabook M7・M6は、突起部除く本体サイズは高さ約15.95mm×幅305.9mm×奥行き201.7mmで、重さはM7が約1.40kg、M6が約1.38kg。それぞれ「P1M7XPEL」「P1M6XPEL」の型番で、カラーは「オニキスブルー」のみとなる。店頭予想価格は、M7が19万円台後半、M6が17万円台半ば。
3機種ともにインテルの第13世代CPUに加え、データ移行の負担を軽減する「PC引越ナビ2」や、「OneDrive」100GBのクラウドストレージなどの有料サービスを1年間無料で使える「Microsoft 365 Basic」を搭載するとしている。
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